純収益価格

純収益価格は、投資金額の一○億円に対して一九四七万円ほどプラスなので、それだけ期待収益を上回っていることがわかります。したがって、この投資は投資家の要求を満たす適切な投資だと判断することができます。ちなみにこの条件で、パッカードを使ってIRRを求めると五・九二%となりますから、こちらも投資家の期待利回りを上回ることが確認できます。これを手計算で行うのは相当の時間がかかります。やはりパッカードかロータスー・2.3ぐらいは使いこなせるようにしたいものです。これからの日本には、収益価格をベースにした不動産投資分析が不可欠ですから、プロの不動産プレーヤーであれば、誰もがコンピュータに精通しなければなりません。アメリカでは、マイクロソフトが発売した投資分析ソフト、「マネーW」が投資家の間に普及しています。一般の個人投資家が、自分のポートフォリオを容易に管理できるように組み立てられたソフトですから、不動産投資に限らずあらゆる金融投資の分析に向いています。大がかりなオフコンを使って膨大なデータ管理を行う投資分析は、もう時代遅れになりつつあります。これからはノートパソコン一台で銀行の口座管理から送金、振り込み手続きなどが手軽にできるようになるでしょうから、投資分析そのものが簡単な作業として認識されるでしょう。

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